関東信越税理士会とは
活動状況
成年後見支援センター
関東信越税理士会では、成年後見制度に対する理解を深めるため、毎年、「成年後見人等養成研修」を3日間(研修時間18時間)開催しています。
研修内容
- 税理士と成年後見制度について
- 成年後見における身上監護、成年後見関連福祉制度
- 成年後見手続
- 成年後見制度の概要
- 憲法(人権)
- 民法
研修受講者のうちレポート審査の合格者は、「成年後見人等養成研修履修者名簿」に登載されます。
また、成年後見制度への税理士の貢献について検討を行い、「関東信越税理士会成年後見支援センター」を平成24年7月2日に開設しました。
関東信越税理士会成年後見支援センター -相談室開設のご案内-
成年後見支援制度は意志能力の衰えた高齢者や知的障害者・精神障害者のために、自己決定権の尊重、残存能力の活用、ノーマライゼーション(健常者との共生)等の新しい理念のもとに、従来の禁治産・準禁治産制度に代わり、平成12年4月1日からスタートした制度です。
これによって国は行政処分による「措置」から利用者とサービス提供者との「契約」によることになりました。
日本税理士会連合会でも、新しい制度の担い手として、税理士の職能を活かして積極的に取り組むため平成23年7月28日に「日税連成年後見支援センター」を開設しました。
地域に密着した相談業務等については各地域の税理士会が設置する成年後見支援センターにおいて実施することとなり、関東信越税理士会では平成24年7月2日に成年後見支援センターをオープンしました。
具体的な事業は公益活動対策部の部員を主とする運営委員及び相談委員による。
- 法定後見・任意後見等の支援
- 相談業務(原則として電話による)
- 研修会の実施等
です。
相談室の利用は無料ですが、当面は毎週火曜日の開催(受付時間は午前10時~11時30分、午後1時~3時30分まで)です。
相談委員が専用電話( 048-796-4562 )で対応します。
支援センターの利用対象者は成年後見に取り組む会員はもとより、本会会員及び成年後見支援制度利用者並びに一般の方々等です。
当支援センターの存在を認識し、広く利用してもらうためPRに努め、税理士会員のみならず地域社会に寄与できることを願っています。