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2020年11月10日 関東信越税理士会

調査研究部国際小委員会の実施したアンケート結果について

 国際小委員会では、以下の内容について、正副会長、理事、支部長に対し令和2年8月20日~9月4日までの期間において無記名によるウェブアンケート「国際税務に関するアンケート」を実施いたしました。その結果を一部抜粋し、ご報告いたします。

1.質問事項

国際小委員会の活動について

Q1 支部長宛メールを利用した「国際小委員会からのお知らせ」は有用でしょうか
Q2 「国際小委員会からのお知らせ」について、掲載希望の内容がございましたらご入力下さい。
Q3 令和2年2月に配信したマルチメディア研修「訪日外国人の在留資格・アルバイトと雇用 及び 居住者・非居住者に係る所得税法と租税条約(講師:所沢支部 永井保会員)」有用でしたか?
Q4 国際税務分野で取り上げてほしい研修(会場型・マルチメディア型)はありますか?
Q5 Q4で「ある」と回答いただいた場合のみご回答下さい。下記の中から希望する研修会のテーマをお選び下さい(複数回答可)
Q6 国際税務に関する研修を行う場合、研修を受けたい講師がいらっしゃれば、お名前を教えてください。
Q7 関東信越税理士会内で、海外の会計・税務団体との交流があったほうがよいと思いますか?
Q8  Q7で「思う」と回答した方のみお答えください。具体的な国名や団体名があれば記載してください。 (自由回答)

国際税務に関する研修講師について

Q9  事務所の体制は国際税務に対応できていますか
Q10 国際税務に携わった経験はありますか。
Q11 Q10で「ある」と答えた方のみご回答ください。 どのような内容でしたか?(複数回答可)
Q12 国際租税について困った事、不明な事はありましたか?
Q13 Q12で「あった」と答えた方のみご回答ください。 どのような内容でしたか?(複数回答可)

2.回答内容

回答所属県連(総回答数63件)
 茨城県連 12.7%
 栃木県連 11.1%
 群馬県連 15.9%
 埼玉県連 22.2%
 新潟県連 20.6%
 長野県連 17.5%

Q1 支部長宛メールを利用した「国際小委員会からのお知らせ」は有用でしょうか
  回答数 63件
  有用である 68.3% (43件)
  有用でない  4.8% ( 3件)
  わからない 22.2% (14件)
 
見ていない  4.8% ( 3件)

Q2 「国際小委員会からのお知らせ」について、掲載希望の内容がございましたらご入力下さい。
(回答一部抜粋)
・外国子会社との取引の留意点
・海外送金に関する税務
・外国人雇用者留意点
・外国税額控除の対象とならない外国税について
・実務にかかわる事例の掲載
・訪日外国人の住民税の扱いについて
・本会に主要国の租税条約をアップしてほしい。

Q3 令和2年2月に配信したマルチメディア研修「訪日外国人の在留資格・アルバイトと雇用 及び 居住者・非居住者に係る所得税法と租税条約(講師:所沢支部 永井保会員)」有用でしたか?
  有用である 41.3% (26件)
  有用でない  1.6% ( 1件)
  わからない 12.7% ( 8件)
  見ていない 44.4% (28件)

Q4 国際税務分野で取り上げてほしい研修(会場型・マルチメディア型)はありますか?
  ある 63.5% (40件)
  ない 36.5% (23件)

Q5 Q4で「ある」と回答いただいた場合のみご回答下さい。下記の中から希望する研修会のテーマをお選び下さい(複数回答可)(回答者数 42件)
 1.国際税務の基礎      26件(61.9%)
 2.非居住者への課税全般   23件(54.8%)
 3.外国法人への課税全般   8件(19.0%)
 4.租税条約         15件(35.7%)
 5.外国税額控除       18件(42.9%)
 6.外国子会社合算税制    7件(16.7%)
 7.移転価格税制       12件(28.6%)
 8.過少資本税制       1件( 2.4%)
 9.過大支払利子税制     2件( 4.8%)
 10.国際相続税        13件(31.0%)

Q6 国際税務に関する研修を行う場合、研修を受けたい講師がいらっしゃれば、お名前を教えてください。(一部抜粋)

・ 川田 剛 元明治大学教授

国際交流について

Q7 関東信越税理士会内で、海外の会計・税務団体との交流があったほうがよいと思いますか?
  思う
    19.0% (12件)
  思わない  22.2% (14件)
  わからない 58.7% (37件)

Q8  Q7で「思う」と回答した方のみお答えください。具体的な国名や団体名があれば記載してください。 (自由回答)
 アメリカ、タイ、中国、台湾、東南アジア諸国

事務所体制について

Q9 事務所の体制は国際税務に対応できていますか
対応できているある    1.6% ( 1件)
ある程度対応できている  14.3% ( 9件)
対応できていない     71.4% (45
件)
対応する予定はない    12.7% ( 8件)

国際税務に関する業務について

Q10 国際税務に携わった経験はありますか。
  ある 42.9% (27件)
  ない 57.1
% (36件)

Q11 Q10で「ある」と答えた方のみご回答ください。 どのような内容でしたか?(複数回答可)
回答数(28件)
・顧問先から直接投資の相談を受けた              2件( 7.1%)
・顧問先から輸入取引の相談を受けた              12件(42.9%)
・顧問先から輸出取引の相談を受けた              13件(46.4%)
・顧問先に海外子会社・海外支店がある             15件(53.6%)
・顧問先に非居住者の役員がいる                6件(21.4%)
・顧問先の役員が海外別子会社に出向し、役員報酬を支給している 10件(35.7%)
・顧問先の従業員が海外別子会社に出向し、給与を支給している  9件(32.1%)
・顧問先に非居住者の外国人従業員がいる            10件(35.7%)
・外国人経営者の関与先のある顧問先がある           4件(14.3%)
・在外財産の譲渡に関する件                  1件( 3.6%)

Q12 国際租税について困った事、不明な事はありましたか?
  あった 44.4% (28件)
  ない  55.6% (35件)

Q13 Q12で「あった」と答えた方のみご回答ください。 どのような内容でしたか?(複数回答可)
回答数 34件
1 租税条約を確認したかったが、検索方法が分からなかった 7件(20.6%)
2 非居住者、居住者等の区分の判断が不明だった       8件(23.5%)
3 恒久的施設の判断が不明だった              2件( 5.9%)
4 非居住者としての源泉税の税率が不明だった        5件(14.7%)
5 価格移転税制について不明だった            15件(44.1%)
6 BEPS(税源浸食と価格移転)について不明だった     4件(11.8%)
7 外国税額控除について不明だった            14件(41.2%)
8 消費税の判定に迷った                  8件(23.5%)

9 日本以外の国の所得に対する税金につき質問を受けた   13件(38.2%)          
10 法人設立につき、株主構成、銀行口座開設、各種届出等で不都合が生じた 2件( 5.9%)
11その他(自由回答)・・・IRSの時効等

ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。

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