税理士法第1条(税理士の使命)に規定されているように、税理士は「納税義務の適正な実現を図る」ことを使命としています。これは租税法に定めるとおり過大でみなく過小でもなく納税することを意味します。
一般的には「節税は合法的、脱税は違法」といわれていますが、ことさら「節税」という必要はありません。税理士の使命にあるとおりです。
脱税は、税金を逃れるため悪質な仮想隠蔽工作等を行うことで、懲役や罰金等の制裁を受けるだけではなく、社会的な信用を失い会社の存続が難しくなることもあります。