固定資産売却益

固定資産売却益とは土地、建物、車両運搬具なとの固定資産を売却したときに得られる利益をいいます。
売却価格が、売却時の帳簿価額を上回った場合に、その差額を固定資産売却益に計上します。

①期首に事業用に使用していた乗用車　取得価額2,000,000円　減価償却累計額1,200,000円を1,050,000で売却し代金は預金に振り込まれた場合。

（借方）預金1,050,000
（借方）減価償却累計額1,200,000

（貸方）車両運搬具2,000,000
（貸方）固定資産売却益250,000

②簿価8,000,000円の土地を10,000,000円で売却し、代金は預金に振り込まれた場合。

（借方）預金10,000,000

（貸方）土地8,000,000
（貸方）固定資産売却益2,000,000

①簿価800,000円（2,000,000－1,200,000）の車両運搬具を1,050,000円で売却したので、差額250,000円を固定資産売却益として処理します。
②簿価8,000,000円の土地を10,000,000円で売却したので、差額2,000,000円を固定資産売却益として処理します。